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2012年4月24日

最近はインプラントではなく、義歯をお選びの方が審美性を重視して、ノンクラスプデンチャーにされることが多くなりました。

ノンクラスプデンチャーの場合、咬み合わせが強いとウイング部分(残った歯にひっかける部分)の破折がどうしても発生してしまいます。

それゆえ、簡単に修理可能なレジンタイプをお勧めしております。そこで、修理中の予備(セカンドデンチャー)として、又はしっかり咬みたいときのために金属床義歯をお作りしておく方も増えてきました。地震にそなえて2つ持っていたいという方もおられます。担当医にご相談下さい。

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2012年4月23日

お忙しいために何度も通院できない方にとって、一回の来院でセラミック治療が可能なセレックシステムは魅力的な治療方法だと思います。

ただし、セレックシステムには弱点もあります。コンピュータ制御のCAD/CAMシステム(要は機械がセラミックブロックを削って作る)であるため、色調や形態などは日本の熟練した技工士の能力に及ばないという弱点です。

さとう歯科医院の場合、審美眼のすぐれた方々の割合が年々増加しています。そのような方々に十分満足していただけない可能性の高いセレックシステムは、当院では導入しておりません。

お忙しいとは思いますが、通院していただいて、手作りでより美しい審美歯科治療を受けて下さい。

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2012年4月20日

オールセラミック治療の出現によって、主役の座を追われた感のあるメタルボンド・クラウンですがまだまだその特長を生かせる審美歯科治療です。

マージンの黒変や歯肉の変色の主な原因は歯牙そのものの変色(神経をとった歯に多い)や使用金属の材質(ノンプレシャスと呼ばれるニッケル・クロム合金や銀合金の使用)、マージン部の劣化と不適合によるものがほとんどです。

20年を超える長期安定症例は、メタルボンド・クラウンに実績があります。(ジルコニアクラウン等は最近の10年程に普及していた治療法です。)明るい色調よりも長期の安定を望む方にはお勧めの治療法です。

当院では、メタルボンド・クラウンの場合、銀合金やニッケル・クロム合金は使用しておりませんので安心してご相談ください。

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2012年4月19日

審美歯科治療に必要な「強さ」「しなやかさ」「美しさ」を兼ね備えた『ジルコニア』フレーム上に熟練した歯科技工士が手作業でセラミックを何層にも築盛して焼きあげたオールセラミック・クラウンのことです。

現在、どこの歯科医院でも最高級品となっていますが、世界基準の審美歯科治療を一人でも多くの方に体感していただきたいと考え、格安コースも用意しました。


i)ビタ・シェードタイプ

ビタ・シェード(基本色調16種類)という標準的に使われる色見本のうち、日本人に多い7色に合わせた治療を66,000円(税別)からと、とてもお求めやすい価格からご用意しております。

ご相談の際に色見本と比較して目立った差がない方に向いているオールセラミック・クラウンです。現在、当院で最も多くの方に支持されている審美歯科治療です。


ii)シェードテイクタイプ

色見本とは違う色調の歯の方にお勧めの治療法です。ビタ・シェードタイプの治療法との違いは、製作を担当する歯科技工士が患者さんと直接会って色合わせを行なうという点です。色や形(特に口唇との位置関係や顔立ちとの適合)を合わせることができ、大学病院レベルの審美歯科治療が達成できます。

「前歯だから特にきれいにしたい。」「マスコミやテレビ関係の仕事なので、笑顔に自信を持ちたい。」という方にお勧めのオーダーメイドセラミック治療です。


iii)オートクチュール・セラミッククラウン

「私のためだけの色を作って欲しい。」「どの歯を治療したかわからない程の自然な歯が欲しい。」そんな方に最適の治療法です。例えば上の前歯6本の場合、微妙に色調の違いがあり、その差をうまく再現しないとプロの目には作りものの歯だと見破られてしまいます。

大学病院時代に数多くの難しい審美歯科治療を担当していた院長と、選ばれた歯科技工士のペアで治療を担当します。装着前、お気に召すまで何度でも色や形を調整します。

欧米のセレブ達の口元を見ても、どの歯を治療したかわからずすべての歯が美しく輝いて見えます。そんな最高の笑顔のための特別コースです。くわしくは院長をご指名の上、ご相談ください。

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2012年4月 9日

やっと桜の季節になりましたね。今回は、数多くのセラミック治療をしているさとう歯科医院だからわかった、まだ専門書にも書かれていない最新情報をお伝えします。

1.ハイブリット・セラミックは、セラミックよりは摩耗変色がある。

保険のCRレジン充填よりは、はるかに美しさと強度を保つハイブリット・セラミックですが、これをクラウン(歯全体をかぶせたもの)に使用すると、メタルボンド冠やオールセラミック、ジルコニア等と比べると摩耗や変色の点で劣ることがはっきりしました。

それゆえ、さとう歯科医院では、ハイブリット・セラミックのクラウンやブリッジは現在お勧めしておりません。


2.ハイブリット・セラミックインレーやオールセラミックインレーは失活歯(神経をとった歯)には不向き

失活歯の場合、ハイブリット・セラミックやオールセラミックのインレー、アンレーなどは接着力に若干の不安があることがわかりました。歯根破折で歯を失うリスクを避ける意味でも、失活歯はクラウン形態が望ましいと思います。


3.e-maxなどのガラスセラミックについて

e-maxなどのガラスセラミックは透明感のある美しいセラミック治療です。それゆえ、さとう歯科医院でも極力価格をおさえて多くの皆様に提供してきました。その結果わかったのは、ベースの透明度が高いがゆえに失活歯(神経をとった歯)では変色が強い場合やメタルコアが入っている場合には、接着後に下地の色がすけて見えやすい傾向があることです。

それゆえ、前歯部など目立つ部位には不向きであると敢えて言わせていただきます。e-maxよりもジルコニア、築盛クラウンをお勧めします。

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さとう歯科医院 院長 佐藤達也

さとう歯科医院
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院長 佐藤達也

【経歴】

1988年 東京医科歯科大学卒業

1988年~1990年 東京医科歯科大学研修医修了(2期生)

1990年~1998年頃 東京医科歯科大学・障害者歯科学講座・顎口腔機能治療部において、大山喬史教授(当時の病院長、現在学長)の指導のもと、教授診療助手のチームリーダーとして、難易度の高い義歯や著名人・芸能人の審美歯科治療を担当。

1991年~1998年頃 障害者歯科学講座・障害者歯科治療部において、有病者の歯科治療。

1992年6月 大田区東雪谷にて開業。

2004年9月 現在住所(隣)に移転。