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歯の治療は一度やったら一生大丈夫ですか?

残念ですが一般論として「一生もつ治療」というものはありません。歯の治療は風邪の治療などと違い「治るのではなく、削って補うもの⇒ガンなどと同じ外科処置」と「悪化するのをくいとめて、現状維持を目指すもの⇒糖尿病などの生活習慣病と同じ」の2つが基本となっています。では、どれくらいの期間は大丈夫なものでしょうか?

まず、保険の範囲では

・白いつめものや部分的な銀場⇒6ヵ月程度
・かぶせもの(差し歯などを含む)⇒2年
・入歯⇒6ヵ月
・歯周病のクリーニング⇒個人差が大きいですが、おおよそ3ヶ月程度

以上が「いわゆる保障期間」となっています。「えっ!そんなに短いの?」というのがほとんどの皆さんの印象ではないでしょうか?

では、医療の最先端はどうなっているのでしょうか?「ガン」は治癒率ではなく「5年生存率」という言葉を使っています。「臓器移植」は日本より頻繁に行われているアメリカでさえ「平均7~8年」しかもたないのです。(日本の報道番組の調査での話)

歯科の話に戻ります。
自由診療の場合、定期チェックに来院するのを前提として「5年保証」はどこの歯科医院でもつけていると思います。腕に自信のある先生では「10年」もあるでしょう。ちなみに20年以上コンスタントにもつようなら、歯科医の鼻はテングのようになるのが一般的です。

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