【大学病院】桃園の誓い ~コーヒーブレイク~
いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。
研修医2年目の梅雨時だったかと思う。朝令暮改の訓示にうんざりして、研修医4人で夕食にビールをひっかけ、研修医技工室に戻った。
まだ怒りが治まらぬ感じで周囲を見回すと、ワインの1,800mlビンを発見。
「これは先輩の置土産か。いいものを見つけた。」とばかり、4人で空けてしまった。
その勢いで誰がいい出したか、「各自一番若い患者さんに電話して合コンの約束を取り付ける!」ということになった。
皆さま、三国史と比べて何と志の低さと笑うことなかれ。なんと1人は大学1年生に電話をしていたのである。
その合コン当日、3対3の予定が歯科医の1人が遅れて場所がわからないというので、もう1人が迎えに行った。
3人の女の子の中に男は私ひとりが残された。そこで、今は誰も信じないだろうが、それ以前の私は、働きのない男に女は無理(超古風!)とばかりに合コンを避け続け、女の子と口を聞いたこともなかった。そんな私が8才年下の女の子に囲まれてしまったのである。当たって砕けろと開き直るしかなかった。以来常に女性に囲まれる日々が始まった。
今日もまた女性たちの無理難題がやってくる・・・。