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2011年12月20日

いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。

研修医2年目の梅雨時だったかと思う。朝令暮改の訓示にうんざりして、研修医4人で夕食にビールをひっかけ、研修医技工室に戻った。
まだ怒りが治まらぬ感じで周囲を見回すと、ワインの1,800mlビンを発見。
「これは先輩の置土産か。いいものを見つけた。」とばかり、4人で空けてしまった。
その勢いで誰がいい出したか、「各自一番若い患者さんに電話して合コンの約束を取り付ける!」ということになった。

皆さま、三国史と比べて何と志の低さと笑うことなかれ。なんと1人は大学1年生に電話をしていたのである。
その合コン当日、3対3の予定が歯科医の1人が遅れて場所がわからないというので、もう1人が迎えに行った。

3人の女の子の中に男は私ひとりが残された。そこで、今は誰も信じないだろうが、それ以前の私は、働きのない男に女は無理(超古風!)とばかりに合コンを避け続け、女の子と口を聞いたこともなかった。そんな私が8才年下の女の子に囲まれてしまったのである。当たって砕けろと開き直るしかなかった。以来常に女性に囲まれる日々が始まった。
今日もまた女性たちの無理難題がやってくる・・・。

2011年12月16日

いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。

あるタレントの女の子から相談を受けた。
当時25歳の人気サッカー選手「カズ」の誕生日プレゼントは何がいいだろうかと。

「多くの女の子に取り囲まれているから、並みのプレゼントじゃ気を引けないよな。
ロレックスやアルマーニだって年上の女性やお嬢さまからもらうだろうし・・・。」
私のアドバイスが効いたのか、彼女は彼のポルシェの助手席に乗せてもらえるようになったらしい。

「カズがね・・・」「カズが言うんだ・・・」
ずっとカズ、カズ、カズで口の中に手が入れられない。キレた私はこう言った。
「そりゃあ今は彼がスターで有名人には違いない。でも60歳過ぎても今のままだとは限らない!(俺の方が有名人になってやる。)」

彼女は大きな目を見開いて固まっていた。
(何・・・このオ・ジ・サ・ン?)

後になって思う「カズは本物だったよな。ヤバイこと言ったかな?」

2011年12月 4日

いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。

――2人だけの初めてのクリスマス・イヴ――のハズだった。
けれどもタレントのYチャンは待ちぼうけ。
次の日も、その次の日も。そして、とうとう大みそか。

Y「もう、絶対許してあげないから!!」
夜の10時、11時・・・。
誰かが彼女の部屋の扉を激しくノックした。疲れてテーブルに伏していた彼女。
Y「誰だろう、今ごろ?」
扉を開けるとそこには肩で息をしている彼が立っていた。
G「これ・・・。クリスマス・プレゼント・・・
花屋がどこも閉まっててさ。何軒も何軒もまわったんだ・・・」
Y「クリスマスだったら、バラとか、ランとか・・
せめてあの赤いヤツ(ポインセチアのこと)とかさぁ・・・」
G「閉まっている花屋をなんとかたたき起こしてさ、これしかなかったんだよ。だから、ハイ!どうしてもYに花を買いたかったんだ。」
Y「これ・・・。シクラメンじゃない?!
こんなのじゃ・・・・・・。うれしい!」


Y「ね?先生。Gっていい奴でしょ!今までで1番泣けたプレゼントだったかな。」
うれしそうな彼女を前にして、私はシクラメンの別名(ブタのまんじゅう)をそっと胸にしまった。

2011年12月 3日

いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。

2人で湘南までドライブ。海遊びに疲れて部屋に戻った。
アイドルのEチャンの口はとんがっていた。
E「何探してたの?下向いて穴掘ってばかり。つまんなかった。」
F「別に。何も探してなんか、いないよ。先にシャワー浴びてこいよ。」

――シャワー室の中で――
―何もないの?せっかくのデートなのに、サイテー!もう口聞いてあげないから!!-
Eちゃんがシャワー室から出ると、そこに彼はいなかった。
...少し強く言い過ぎた?...
慌てて辺りを見渡すと、テーブルには手紙とともに・・・。

――Eへ
  誕生日おめでとう。
  まだ宝石のネックレスは買えないので、
  これを作りました。つけてくれるかな。――

E「何、これ・・・。さっきこれを集めてたんだ・・・。」
Eチャンの頬に涙が流れた。ふと気がつくと後ろにF君が立っていた。
F「これ(きれいな貝のネックレス)かけてもいいかな?」

E「先生、これですよ! 泣けるでしょ! 感激しちゃった!」

2011年12月 2日

いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。

事前にひとりで飲みに行って、バーテンダーと親しくなっておくんだ。
当日、時間前にそこへ行き、彼に例の物を渡しサプライズを依頼しておく。

その後、そこに彼女をエスコート、乾杯。
そして赤ワイン・・・。

ゆったりとした時が流れ、彼女はグラスの底に何かがあるのに気づく。
「何か入ってる。これ・・・。」
私は出てきたルビーの指輪を彼女の指にはめる・・・。

岡田真澄さんが生前に語っていたストーリーである。
何人かの女性に話したことがあるが、気づかずに飲んでしまいそうと答えた女性ばかりだった・・・。

いつも診療の話ばかりなので、ちょっとコーヒーブレイクの話をしましょう。

モデルのMチャン、私の友人のY君と、一緒に大学内でランチをしたときのことだ。
Y君が電話で席を外したとき、Mちゃんが言った。

M「Yさんってモテますよね。」
佐藤「どうしてわかるの?」
M「だって、Yさんってカッコ良すぎないじゃないですか(羽賀)研ちゃんみたいに整っていたら、普通の女の子は絶対無理だと思って近寄らないでしょ?Yさんだったら自分でも頑張ればなんとかなるって考える娘は多いと思うんですよ。だから絶対モテる。」
佐藤「その年(18歳)でどこでそんなこと憶えたの?」
M「12歳から大人の中で仕事してきたから、大人びちゃって。こういうの耳年増って言うんですよね。」

佐藤「ほかにはどんなこと知ってるの?」
M「25(歳)過ぎたら顔とスタイルだけの女は嫁のもらい手がない!!」
佐藤「シーッ!(周りを見て)」

Y「お待たせ。何を話してたの?」
佐藤「モテる男とある耳年増の関係についてだよね、Mちゃん?」
M「はい!」
Y「何それ?・・・まっいいか。」

まったく無敵の女は恐ろしい。

コーヒーブレイク
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さとう歯科医院 院長 佐藤達也

さとう歯科医院
http://www.satou-client.jp/
院長 佐藤達也

【ブログの主旨】

「診療雑感」は、私が過去にどのようなことを感じ、どんな診療を行っていたかをまとめたものです。症例写真だけでは技術をお見せすることはできませんが、文章なら私の人間性を語ることができます。 なじみの患者さんが言っていた、「何かあったら、(佐藤)院長が出てきてくれるんだから、俺は今の先生を信頼してお任せしていますよ。」とは、ありがたいひと言である。


【経歴】

1988年 東京医科歯科大学卒業

1988年~1990年 東京医科歯科大学研修医修了(2期生)

1990年~1998年頃 東京医科歯科大学・障害者歯科学講座・顎口腔機能治療部において、大山喬史教授(当時の病院長、現在学長)の指導のもと、教授診療助手のチームリーダーとして、難易度の高い義歯や著名人・芸能人の審美歯科治療を担当。

1991年~1998年頃 障害者歯科学講座・障害者歯科治療部において、有病者の歯科治療。

1992年6月 大田区東雪谷にて開業。

2004年9月 現在住所(隣)に移転。